エレキギター少年
練習はというと、中学生なので自転車の後ろの荷台にギターアンプを
自転車用ロープで縛り固定し、エレキギターは左手で持って自転車を運転という
スタイルです。隣町の徳田君の親が公民館の管理人をしているらしく
練習が出来るようにはからってもらった。徳田君は当時では珍しくドラムを
持っていたので、当然、ドラム担当。リードギターは徳田君の近所のお兄さん
モラレスを持っていたので”モラレスのお兄さん”と呼んでいました。
”モラレスのお兄さん”の名前は戸田さんというらしいです。
ハードケースに入ったモラレスを初めて見た時は、
うぉ~!すげいっ!と興奮したものだ。
そして、私は”モラレスのお兄さん”に教えてもらいながら、
セカンドギターを担当となりました。
「パイプライン」、「ダイヤモンドヘッド」、「急がば回れ」の3曲位だったと思う。
まぁ、定番中の定番で、誰もが通る流れだと思います。
ベースギターは誰も持っていなかったし、誰もがしたがらなかった。
当時は人気のない楽器でした、今とは全然、状況がちと違う。
下手ながらも、楽器がなんぼか、集まってのアンサンブルは楽しかった。
音を出しているだけで楽しくて満足している状態なので
当然、各パート、バンド全体のバランスなど、考えてないし、分かってない。
そんなことをしてるうち、少しづつ友達の輪が広がり、通っている中学校の近くに
エレキギターを持っているやつがいるらしいという情報が入り、遊びに行ってみた。
彼らは二人でやってるらしく、ベンチャーズもするけど、グループサウンズも
やってるらしく、「スパイダース」とか「タイガース」とかをやっているらしい。
彼らの練習を見ていて、グループサウンズもいいなぁ~と思った。
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